Book Scavenger by Jennifer Chambliss Bertman
Book Scavenger (The Book Scavenger series)
- 作者: Jennifer Chambliss Bertman
- 出版社/メーカー: Henry Holt and Co. (BYR)
- 発売日: 2015/06/02
- メディア: Kindle版
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ジャンル 児童書
難易度 ★★☆☆☆
12歳のEmilyは、本とパズルとゲームをこよなく愛する女の子。そして、そのすべての要素を兼ね備えたブックハンティングゲーム、Book Scavengerは彼女にとってはなくてはならないもの、生活の一部になっている。
Emily一家はある理由で何度も引っ越しをしているのだが、今回はサンフランシスコに引っ越すことになった。そう、彼女が大好きなBook Scavengerの生みの親、Garrison Griswoldのホームタウンに。
そして、Emilyがサンフランシスコに引っ越してきたまさにその当日、Griswoldは新しいゲームについて発表するはずだったのだが...。
これは子どもじゃなくても、本好き、暗号や謎が好きな人は楽しめると思います。
Book Scavengerは大雑把に言うと、宝探しの本バージョンみたいなゲームですね。本の冒頭でBook Scavengerがどんなゲームか説明がありますし、下で紹介しているサイトでもどんなゲームかはわかると思います。
Griswoldの新しいゲームに関わる謎解きにからめて、Emilyと家族、友達との関係が描かれています。彼女は自分のことを根無し草のように思っているところがあり、そしてそれをやや諦めとともに受け入れているところがあるんですが、サンフランシスコでできた友達James(すごくいい子)や、新しい環境での生活を通して、次第に彼女の気持ちにも変化が起こっていきます。
あと、EmilyやJamesが街を動き回るので、ついでにサンフランシスコの街を観光してる気分になれます。ときどき地図を確認しながら読みました。
そして、いくつかの国では実際にBook Scavenegerのゲームを楽しめるようです。
これはちょっと参加してみたくなりますね!
メモ
be inundated with 押し寄せる、殺到する