本とお茶の時間

おもにkindleでの英語読書記録

Big Sexy Love by Kirsty Greenwood

 

ジャンル フィクション ユーモア、ロマンス

難易度 ★★★

 

Olive Brewsterは地元マンチェスターの魚屋で働く27歳、恋人はいない。実家で兄Alexと兄の彼女Donnaと暮らし、木曜の夜にはきまって三人でThe Big Bang Theoryを見る。旅行すらほとんど行ったことがなく、ましてや海外なんてとんでもない話だ。

こんなはずじゃなかったと思いながらも決まった場所で、決まったルーティーンで生活する毎日。そう、大学時代からの親友、Birdieのたっての願いをかなえるため、ピンク色のウエストポーチを身に着け、単身ニューヨークに飛び立つまでは...。

 

サブタイトルでもう内容を説明しちゃってるし...と思いますが、そのまま笑えるロマコメです。みんなべた褒め的な部分はどうかというと、イギリスアマゾンでの評価はおおむね好評なので、誇張ではないといっていいのではないでしょうか(笑)確かに笑えるので。

Oliveの親友、Birdieはもともとアメリカから移住してきたのですが、いまはある理由でイギリスを離れられません。Oliveは、アメリカでどうしてもしなければならないことがあるという親友のために、ニューヨークに向かいます。

着くまでも着いてからもなんというか珍道中で、そりゃないわ〜と思いながらも笑ってしまいます。

そんな旅の中で、いくつかの出会いを通じて、Oliveはいままで押さえ込んでいた感情に気づき、次第に変わっていきます。

シリアスな部分も含みつつ、全体として明るい、楽しい本でした。途中でストーリーはある程度読めてしまいますが、軽く楽しむ読書にはもってこいの本だと思います。

と言いつつ、難易度を星三つにしたのは、イギリス英語特有の語彙と、アメリカとイギリスの発音の違いがポイントになってるところでちょっとつまづいたからです。

あと、とある小道具のイギリス英語とアメリカ英語での呼び方の違いも笑えるポイントになってます。

私は違いに隠れた意味を知らなかったので(なにを指しているかは推測できますが)これは知っているほうがより笑えるよなあと思いました。


 

メモ

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