本とお茶の時間

おもにkindleでの英語読書記録

The Penderwicks: A Summer Tale of Four Sisters, Two Rabbits, and a Very Interesting Boy by Jeanne Birdsall

 

The Penderwicks: A Summer Tale of Four Sisters, Two Rabbits, and a Very Interesting Boy

The Penderwicks: A Summer Tale of Four Sisters, Two Rabbits, and a Very Interesting Boy

 

ジャンル 児童書

難易度 ★★

 

Penderwick家の四姉妹、しっかり者で姉妹のまとめ役Rosalind、気が短いけれど情に厚いSkye、作家志望で想像力豊かなJane、いつも蝶々の羽を背中につけているBatty、植物学教授のやさしいお父さんに飼い犬のHoundは八月の三週間をArundelというお屋敷にあるコテージを借りることになった。

コテージについた初日、SkyeはArundelの美しい庭に忍び込み、そこでArundelの所有者、Mrs.Tiftonの一人息子Jefferyと出会う。彼らの最初の出会いは決していいものではなかったが、Penderwick家の四姉妹とJefferyは次第に打ち解け、一生忘れられない夏休みを過ごすことになる。

 

2005年度の全米図書賞・児童文学部門受賞作です。本は図書館で借りて、Audibleと並行で読み(聞き)終えました。

現代のお話(携帯電話は出てこないけど、パソコンは出てくる)にも関わらず、ものすごく懐かしい感じのする物語です。古き良き児童文学のエッセンスをギュっとつめこんだような、作者は書いてて楽しかっただろうなあという本でした。私もこういうタイプの本がすごく好きです。

最初はSkyeがちょっと苦手だったんですが、読み終わったら結局いちばん好きなキャラクターになってました。Audibleのナレーターの人も最初はSkyeのセリフをちょっと嫌な子に聞こえるように読んでるような?でも、だんだん性格がわかってくると応援したくなる子です。