The Whispers in the Walls (Scarlet and Ivy, Book 2)
The Whispers in the Walls (Scarlet and Ivy, Book 2)
- 作者: Sophie Cleverly
- 出版社/メーカー: HarperCollinsChildren’sBooks
- 発売日: 2015/11/05
- メディア: Kindle版
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ジャンル 児童書 ミステリ
難易度 ★★
IvyはScarletを見つけて、ふたりは再びRookwood寄宿学校に戻ってきた。Miss Foxのかわりに、校長のMr.Bartholomewが戻ってきたが、彼も、周りの先生たちもふたりに起こった出来事がまるでなかったかのようにふるまう。
さらに、学校では盗難が発生し、なにかとトラブルを起こすScarletが犯人ではないかと疑われる。双子とAriadneは真犯人を見つけるべく調査を始めるが、調査の途中で三人はRookwoodには重大な秘密が隠されていることに気づく。
Scarlet&Ivyの二巻目です。
これも面白いんです、面白いんですが、Scarletの性格が悪い!!(笑)
前巻はIvyの視点から語られていたんですが、二巻目からはIvyとScarlet、交互の視点で語られます。Ivyがいい子だから余計そう感じるのかもしれないけど、Scarletは性格が悪すぎます。
Scarletの視点になると、はぁ~、Scarlet性格悪いから嫌なんだよなぁ、続きが気になるから読むけど...と思っていましたが、Goodreadsとかのレビューを読んだら結構同じように感じている人がいてほっとしました。やっぱりみんなそう思うよね...。Ivyに対してもかなりひどいことしてるし、と一巻目でIvyとAriadneびいきになっているので、余計にイライラ(笑)
前巻に残った疑問は解決しますが、相変わらずRookwoodは問題だらけ、戻ってきた校長も陰険で、ひどい罰で生徒をコントロールしようとします。仲良くなったように思えた同級生は相変わらず意地悪だし...でも一体どうなるのか先が気になって読むのをやめられない、という不思議な本です。 そして、次巻に新たな謎が残されるので、また次も気になって読んじゃうよね... という。作者の術中に見事にはまってしまうシリーズです。